『ミは未来のミ』
高三の上村拓也は秋になっても進路を決めかね、焦りを感じながらもダラダラと過ごしていた。ある日、仲良しグループの親友・高木が交通事故に遭う。上村は皆で交わした約束を果たすために仲間を集める。
磯部 鉄平(いそべ てっぺい)
ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。
小谷忠典監督のドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品』(2015)に海外撮影スタッフとして参加。帰国後は映像フリーランスとして企業VP、MVのディレクターや、インディーズ映画のスタッフとして活動する。
2016年から自主映画製作を再開。国内の映画祭に多数入選、受賞する。
『タコノアシ 絶滅危惧種の恋』
八王子で「自然保護の会」に勤務する古川もえは川井ソーダと名乗る青年の目撃情報により、準絶滅危惧種の「タコノアシ」が川上町の森に生息している事を知り訪れるが、その森の中で不思議な体験をする事になり・・・。
河村 永徳(かわむら えいとく)
第5回八王子short film映画祭にて「えんむすび」で準グランプリを受賞し、今回が2度目のノミネートになる。
『One for you -あなたに贈る物語―』
小説家の博之は、「愛」をテーマにした新作を執筆中。しかし筆は全く進まず、SF小説ならかけると出版社に相談。しかし、担当編集はそれを許さず売れ筋の小説を書くように命令する。ネタ困った博之は身近にいた女の子の愛理を主人公に小説を書き始める―
市川 拓海(いちかわ たくみ)
茨城県牛久市出身。中学の時、父からもらったDVD記録型のビデオカメラで自主映画制作をはじめる。大学では主にCG・VFX・VR・ARなど多岐にわたるメディア表現分野の研究を行う。大学在学中に仲間を集め、映像制作集団ProductionLALIを結成。八王子を拠点に様々なクリエイティブ活動を展開。その後、大学を3年次で中途退学し広告業界に就職。現在は博報堂DYグループ企業にてプラナ・演出・ストーリーボードライター・PMなどをしながら、これまでの経験で培った実写・CG・VFX・アニメ・VR・ARの技術を生かし様々な映像研究に挑んでいる。
『指の輪のなかで』
結婚式を明日に控えた祐一の部屋に姉の祐希が泊まりにくる。祐一は明日に備え寝ようとするが酒を買ってきた祐希に付き合わされ飲めないお酒を飲むことに。翌朝、目が覚めると指輪がなくなっており、祐希がはめていた・・
緒方 一智(おがた かずとも)
1985年、京都生まれ。大学卒業後、塚本晋也監督に師事し同監督作品『鉄男 THE BULLET MAN』と『葉桜と魔笛』に撮影助手及び助監督として参加。その後、働きながら自主制作映画を作り続け、『華やぎの時間(April fish)』が京都国際映画祭C・F部門やSSFF、ISFF、FESTなどでノミネート・上映される。
『カセットテープ』
ごくごく普通の、ごくごくありふれた父娘の、どこにでもありそうな、娘の結婚にまつわる、小さな小さな物語。
松本 動(まつもと ゆるぐ)
東京都立川市出身、在住。
90年代より8mmフィルムで自由映画制作を始め、その後、商業映画の道へと進み、石井隆、山崎貴、中村義洋、矢崎仁司、高橋伴明、佐藤信介、他多くの監督たちの作品にフリーの助監督として従事。
最後の演出部参加作品は、大林宣彦監督「花筐/HANAGATAMI」での監督補佐で、石井隆監督で始まり、大林宣彦監督で終わるという、注目の助監督経歴を持つ実力派の新鋭。
現在はドキュメンタリードラマや乃木坂46のショートムービーを脚本・監督するなど、幅広い映像分野で活動しており、2019年3月には長編監督作品が劇場公開を予定している。
短編映画も年1本のペースで製作していて、前作「公衆電話」(2018年)だけでも、国内外30以上の映画祭で入選・受賞を続けている。
今作「カセットテープ」は、その「公衆電話」の続編であり、不器用な父娘の1年後を、娘の結婚を軸とし、感情の機微を繊細かつ丁寧な人物描写により、心揺さぶる作品へと完成させた。
『父、かえれ!』
新婚夫婦の瀬菜と祐樹のもとに、14年前に家を追い出された瀬菜の父・茂がやってきた!!
茂を受け入れない瀬菜をよそに周りに溶け込んでいく茂。
茂はどうして今になって瀬菜の前に現れたのか。
武石 昂大(たけいし あきひろ)
1995年生まれ。東京都出身。
日本大学 芸術学部 映画学科 監督コースを卒業
在学中に監督した「おるすばんの味。」は第五回
八王子ShortFilm映画祭 学生部門グランプリを始め、数多くの映画祭にて入選・入賞を納める。
今年五月にはフランス・第71回 カンヌ国際映画祭での上映も行われた。