学生部門ノミネート

『夫婦だし』

結婚から3年が経ち、少し倦怠期気味の恵と博樹。

ある日、博樹のそっけない態度に我慢できなくなった恵は、

一時的に八王子の実家に帰ってしまう。

実家に戻ると大工をしている「恒三」が八王子まつりに出す山車の修理をしている。

その様子を見て、話をしているうちに恵は久しぶりにお囃子に参加してみたくなる。

そして、恵を迎えに来た博樹も恒三に「恵が八王子まつりに参加するからお前も来いよ」

と言われ祭りに参加することになる。

市川　拓海（いちかわ　たくみ）

生年月日1997年2月9日　茨城県出身

東京工科大学メディア学部3年

中学2年生からビデオカメラで映像制作を開始。

大学1年生の夏に撮影した短編映画で米子映画事変に入選。

その後、地元茨城県の中小企業のCMを複数監督する。

『おるすばんの味。』

母・ゆかと二人暮らしの少女・みゆきの夕ご飯いつも決まって、ゆかが作り置きしておくカレーだった。寂しさからみゆきはゆかの作ったカレーを捨ててしまう。

その日から14年。

20歳の母の日にみゆきは亡き母のカレーを思い出すのだった。

武石昂大（たけいしあきひろ）

1995年生まれ。東京都出身。

高校三年生の文化祭をきっかけに映像制作をはじめ初監督作品を『映画甲子園2014』に出展・上映。

その後日本大学芸術学部映画学科監督コースに入学　現在大学4年生。

在学中もカリキュラムとは別に自主的に映像制作を続ける。

現在卒業制作「明日かえるために、今日おきる。」を制作中。

『逢』

私たちが変わる瞬間。いつもそこには「出逢い」がある。

主人公の保科美帆は自分に取り柄が無いことがコンプレックス。

そんなある日、聴覚を持たない新井裕と出逢う。

それぞれ自らのコンプレックスに悩むが、お互いの良さに惹かれていく。

そして、その出逢いによって２人は変わってゆく。

田村　みのり

1998年8月12日生まれ。

日本工学院八王子専門学校放送芸術科美術コース在学中。

『ＦＬＯＷＥＲ』

役者を目指しオーディションに明け暮れるもなかなか結果が出ない誠。誠はある日、道端に咲く一輪の花を見つける。凛々しく咲くその花は、誠とはまるで正反対だった。次の日、誠は咲と名乗る少女と出会う。その少女は誠の幼馴染だと言うが、誠はそのことを思い出せない。一体彼女は何者なのか。咲と過ごす奇妙な一日が誠の枯れた心に水を与えていく…

林憲太朗(はやしけんたろう)

1997年12月24日生まれ。長崎県出身。

日本工学院八王子専門学校放送映画科。